【書評】EQリーダーシップ
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★
感想
もともとEQを読んで結構感銘を受けていたので、期待通りの内容。理論も納得なんだけど、EQのトレーニングを施した対象とそうでない対象を比較して解説してくれたり、脳の構造をもとに説明してくれるあたりが、その辺にあるビジネス本との違い。なんとなく著者の経験とか思い込みを書かれるよりも説得力がある。
僕は内容に大満足なんだけど、EQのトレーニングが「理想を描いて、現実を見て、学習計画を立てて、反復練習する」という非常にシンプルなものなので、「なんかもうちょっとすごい発見とかないんかい」と思う部分もあり、★4つとしました。
読んだきっかけ
もともとEQやマインドフルネスを勉強しているので、自然な流れで。
どんなことが書いてあるか
- EQの高いリーダーの4つのコンピテンシー。自己認知、自己管理、社会認識、人間関係の管理ができる人がイケてる。
- リーダーシップには6種類ある。前向きなのがビジョン型、コーチ型、関係重視型、民主型。危険なのがペースセッター型と強制型。たくさん使えるといいリーダー。
- EQリーダーを作るには、5つの過程を経る。理想の自分発見→現実の自分発見→学習計画作る→反復練習→そしてそれを支援してくれる人間関係を作ること。このトレー人を経ると4つのコンピテンシーが成長する。それぞれのステップでコツがある。
- リーダーだけじゃなくて、組織のEQも高められる。組織の場合は、まず組織の現実を見てから理想にいくこと。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
僕はこの理論に傾倒しているので、もうちょっと学びたい。会社で導入することはなさそうなので、いくつか書籍に手を出してみることにする。