【書評】サーベイ・フィードバック入門
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
感想
組織開発にかかわる人事と、組織を預かるマネージャー以上はみんな読んだ方がいい。
理論もしっかりしてるし、取るべきアクションもわかる。みんなが思ってる疑問とか陥りやすい落とし穴もきっちり示してくれる。
何より構成や表現がわかりやすい。こういう本を書くには、対象に関してめちゃめちゃ深い理解が必要なはず。圧巻です。
読んだきっかけ
今月末にパルスサーベイに関するマネージャー研修を担当するので。もうコンテンツはひとまずできているんだけど、もうちょっとブラッシュアップするために。
読んでよかった。ちょっと内容変えよう。
どんなことが書いてあるか
- なぜサーベイ・フィードバックが必要か。離職防止。マネージャーに武器を持たせるため。
- データをインプットしただけじゃ人は動かない。スループットを意識して、ちゃんと考えてもらうことが必要。
- サーベイ・フィードバックの3ステップは「見える化」「ガチ対話」「未来づくり」。それぞれの解説
- サーベイの選び方。質問項目とかサイクルをちゃんと考える。質問サイクルとフィードバックサイクルが同じじゃないと、マンネリ化する。
- フィードバックミーティングのやり方5ステップ。目的説明、グラウンドルールの提示、データの提示、データに対する解釈、未来に向けた話し合い、アクションプラン作り。
- サーベイ・フィードバックの盲点。やり勝ちが失敗。サーベイ結果を放置しがち、とか。
- 他社事例。メルカリさん、パナソニックさん、デンソーさんの事例。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
ちょうど、3月末に研修があるので、そこでこの本のエッセンスも伝えることが、まずできること。日が迫ってるから、来週いっぱいでコンテンツのブラッシュアップにつなげる。