【書評】ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★
感想
すごく、ブロックチェーンの可能性を信じてる内容。ちょっと、信じすぎちゃってて現実味がない感じがするので、その点はマイナスだけど、ブロックチェーン技術で世界がどう変わりうるのかを知るにはいいきっかけ。初歩的な話でいうと、ブロックチェーンの話は、仮想通貨のことばっかりじゃないんだ、とかね。
なんだか、こういう可能性を信じている人たちがある一定量になると、インターネットが普及したときみたいに、急にブロックチェーン技術が世の中に浸透するのかもしれない。
その時に乗り遅れないように、キャッチアップする必要はあるよね、と思える内容でした。
読んだきっかけ
昨日の書評と同じで、会社で仮想通貨事業とかブロックチェーンの部門があるので、もうちょっと詳しく知っておきたかった。
どんなことが書いてあるか
- ブロックチェーンのすごいところの紹介。改ざんできないことと、中央管理じゃないから管理コストがかからないことがすごい
- ビットコインをはじめとして、銀行業や証券業などの金融業への応用で、どう変わるかを実証実験などとともに紹介。とにかく信頼できてコストがかからない、って話
- 何らかの記録の証明として、登記などに使ったり、IoTに活用したり。IoTは特にセキュリティが大事なので、動作ルールを変更されたりしないように、ブロックチェーンが活用できる
- Dapps(ブロックチェーン技術をつかったアプリ)とかDAO(分散自律型組織)のはなし。Dappsの事例の紹介。でも、うまくいってる事例はビットコインくらいしかなくて、他はいろんなチャチャが入ってうまくいかなくなってる。
- 上記を活用して、誰か特定の人に管理されない、フラットな世界を実現できる。裁判や政治も、不正なくできるようになるはず。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
ちょっと、夢物語感もあるんだけど、やっぱりブロックチェーンで何ができるのか、見てる必要はあるね。ってことで、やっぱり仮想通貨の口座を開くしかない。ブロックチェーン技術の関連会社の株式があれば、買うんだけどなぁ。