【書評】自分の小さな「箱」から脱出する方法
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
学んだこととか感想
人間関係の改善等に効果的な、自分の「在り方」みたいなものを教えてくれる本。ホント万人におすすめ。小難しい概念を学ぶよりも表現がわかりやすいし、書籍自体がストーリー仕立てで、順番に疑問をほどいていってくれるので、理解も腹落ちもしやすい。
- 多くの人は、自己欺瞞の状態に陥ってる。これをこの書籍では「箱に入っている」と表現してる
- 自己欺瞞とは「相手にこうしてあげるといいかな」と思ったことをやらないこと。それをやらないと、それを正当化するようになり、相手を非難したりするようになる
- 何かのきっかけで、箱に入ったままにもなる。だから「こうしてあげよう」と思わない状態も箱に入った状態
- 箱に入ってると、成果に集中できない。自分のことばかり気にする。
- 箱から出るには、「相手にこうしてあげるといいかな」と思ったことをやること。また、箱に入ったままの相手に対しては「自分が間違ってたかも」と思うこと。そして、相手を物ではなく人として見て、興味関心を持つこと。行動を変えることじゃない。
- 箱の外にいるか中にいるかは、相手にはわかる。
内容としてはこんな感じ。ささっと読めるので、まとめを読むより、ぜひ自分で読んでほしい。
読んだきっかけ
前職で、これをテーマにした研修を提供していたので、家に本があった。3年くらい前にさっと読んだきりだったので。
Amazonの紹介文(転載)
世界150万部の不朽の名作!
テレビ東京「モーニングサテライト」の「リーダーの栞」にて紹介されて大反響!
Google、Apple、Microsoftなどなど、数々の有名企業が研修に採用!
ラグビー日本代表、五郎丸選手も推薦!
身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。
「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」
こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。
世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
箱の外にい続けること。「相手にこうしてあげるといいかな」と思ったことを、迷わずやる人生を送りたい。
ただ、意識するだけじゃなかなか難しく、良く理解していたつもりの自分でも、本を読み返して思い出すことがたくさんあったので、定期的にこの本を読み返すのが必要だと思う。