【書評】スタンフォード大学 マインドフルネス教室
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
感想
マインドフルネスとは何か、を学ぶというよりは、マインドフルネスが他の知恵とか態度とどうつながっているかを教えてくれる本。入門書ではなく、マインドフルネスについてある程度知見があったり、学んだりしたことある人向け。
そういう人にとっては、ものすごく学びが多いと思う。また、さっと読んだだけじゃわからないこともある。実際僕もわかってないことがいくつかある。
マインドフルネスって、ただ瞑想してなんとなくすっきりする、という程度の話じゃなくて、全部とつながっているんだ、ということに気づかせてくれる、いい本だと思います。
マインドフルネスは自分が学んできたいろいろなものとつながっている。Authenticityの話は「人生の目的」を考えるコーチングとリンクするし、絆の話はアドラー心理学と言っていることが近い。傾聴はコーチングそのものだし、受容のところでACT(アクセプタンス & コミットメント セラピー)が紹介されるのもびっくり。感謝の話は、組織開発で学んだアプリシエイティブインクワイアリーとつながっていた。
義理・人情・責任とマインドフルネスが関係してるって話が最後にあるんだけど、ここは良くわからなかった。
読んだきっかけ
マインドフルネスは興味があって、ずっと瞑想に取り組んでいるので。会社でも、マインドフルネス部を作って活動しています(怪しい宗教活動じゃないよ)。
どんなことが書いてあるか
- マインドフルネスとは何か(いま、ここに集中すること)。
- マインドフルネスに取り組むと、集中力が上がったり、免疫が上がるなどいいことがたくさんある。それは科学的にも根拠がある。
- リーダーシップや子育てにも使える。
- マインドフルであることは、初心を保つことや、自分の人生の目的とつながること、周囲とつながることと密接な関係がある。
- 傾聴は、マインドフルネスになること。相手の話に評価判断なく集中すること。
などなど
この本を読んで、どう行動を変えるのか
いまも取り組んでいるけど、毎日10分瞑想すること。これがすべての基礎になる。