【書評】クライアントの満足を10倍にするカウンセリングとコーチングの合わせ技
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★
感想
なんかもうちょっとコラボレーションみたいなことがいっぱい書いてあることを期待して読み始めたけど、そんなに合わせ技の話はなかった。コーチがカウンセリング学ぶ(またはその逆)がどういいか、くらいの話にとどまる内容で、もうちょっと踏み込んでほしかったな。
僕にとっては、カウンセリングのほうはまだまだ馴染みのない領域で、その手法については勉強になったけれど。この本でとくにコーチングと相性がよいものとして紹介されてた「インナーチェンジングセラピー(感情処理法)」についてはもうちょっと学んでみたいと思った。
読んだきっかけ
図書館で見かけて。コーチだし、こういうこと知っておいてマイナスは一切ないので。
どんなことが書いてあるか
- カウンセリングそのものと、歴史について。認知行動療法などの心理療法の紹介。
- インナーチェンジングセラピー(感情処理法)が結構効果的。インナーメッセージを変える→感情処理→愛着のカウンセリングの順。感情処理というのは、とにかく感情を感じて吐き出してもらうもの。何度か徹底的にやるとスッキリする。
- コーチングについて。どんなコミュニケーションなのか、紹介。
- カウンセラーがコーチングを学ぶと、これまで対応できていなかった、自己実現とかそういう領域でもクライアントに貢献できるようになる。
- コーチがカウンセリングを学ぶと、不得意な分野に対応できる。インナーチェンジングセラピーを使うといい(理由はあんまり書いてなかった)
- コーチもカウンセラーも、ちゃんと学んで、クライアントに貢献できるようになろう。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
これを読んで変えるわけじゃないけど、臨床心理の領域はちゃんと学ぶ。春から放送大学に通うのもそれが目的。切っても切り離せない領域。