【書評】読みたいことを、書けばいい。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
感想
タイトルの通り。要約すると「調べろ」。
かなり砕けた文章で、どんどん笑わせながらも、文章を書く上でとても本質的なアドバイスをくれる。文章を書くのであれば、一度読んでみて損はない。
「わかりやすい文章術」とか「伝えたいことが伝わる文章術」みたいな話じゃなくて、もっと根本的な部分で「なぜ書くか」「何を書くか」「どう書くか」を教えてくれる。
たぶん、想像するより10倍はふざけた文体、内容なので、楽しみにしてほしい。
読んだきっかけ
本屋で平積みされてた。「素敵な文章を書きたいなぁ」と思ってたところだったので。
どんなことが書いてあるか
- 何を書くのか。ネットで読まれる文章は「随筆」で、「随筆」は、「何かの出来事とか事実に対して、思ったことを書く」もの
- 誰に書くか。自分が書きたいものを書けばいい。誰も書いてない、自分しか書けないものを、自分に向けて書こう
- どう書くのか。物書きは「調べる」が仕事の99.56%。書く対象の一次資料に当たって、愛して、自分の思ったことを書く。
- 書き方は、起承転結でいい。
- 起:実際の経験だという前置き。「今日、Aを見た」
- 承:具体的に何があったか。「Aの本質はX」
- 転:その意味は何か。テーゼ化。「XはBにも当てはまる。全部X」
- 結:感想と提言。ちょっとだけ。「これって○○だなぁ」
- なぜ書くのか。生き方。自分が正しいことを証明する手段。起業みたいなもの。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
調べることと、起承転結で書くことを意識する。そして、書き続けること。これに尽きるね。あとは、笑える文章を心掛ける。これが一番難しいんだけど。