1分で読める書評 -kasablog-

さらっと読める書評。1日1冊ペースで更新しています。

【書評】精神科医が教える聴く技術

 

読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。

今日読んだ本はこちら。

 

精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)

精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書)

 

 

おススメ度(5段階)

★★★★

聴くこととその効用についてわかりやすく、詳しく教えてくれる。コーチをやってるような人にはものすごくおススメ。聴くことが得意、うまくなってきた、と思い始めた時に読むと、気持ち新たになる。


読んだきっかけ

立教大学の中原先生がtwitterで紹介してたので。

 

どんなことが書いてあるか

  • 聴くことがなぜ人の役に立つか
  • 聴くことには4つの段階がある「黙って聴く」「賛成して聴く」「感情を聴く」「葛藤を聴く」。これらの説明
  • それぞれの「聴く」について、会話例とともに違いを詳しく教えてくれる。
  • なんで人は賛成して聴けないか、その理由
  • 人の悩みは大きく4つに分かれる。「人が怖い」「自分を責める」「人とうまくつき合えない」「死ぬのが怖い」。賛成して聴くには、悩みを分解しながら聴くといい
  • 感情を聴く、葛藤を聴く、についても同様に。

感想

コーチングをやっていて、聴くことについての大事さはわかっていたつもりだったけど、このレベルでは理解できていなかったなぁ、ということに気づかされた。

やっぱり、聴くことって大事なんだけど、それがどう大事なのか、なぜ問題が解決するのか、すごくわかりやすく書いてある。

この本を読んで、どう行動を変えるのか

もっと聴くことを重視する。コーチングを学ぶと、いろいろアプローチを学ぶので、それを使ってしまうことがあるけど、もっと聴くことに比重を置くようにしてみる。

どんな人がこの本を読むといいか

カウンセリングとコーチングは違うものだけれど、コーチをやっている人にはお勧め。