【書評】OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★
感想
これを読んでも、僕には「OKRという手法だからこそ、大胆な目標が達成できる」というような結びつきは発見できなかった。
OKRのやり方は割とシンプルには書いてある。前半が物語仕立てなのも、理解を助ける。インターネットで調べるのよりは、多少詳しいし信憑性もありそう、というくらいかなぁ。
読んだきっかけ
OKRはこれまでインターネット上の情報ベースでしか知らなかったので、もう少し詳しく知りたかった。図書館で発見。図書館には何でもある。
どんなことが書いてあるか
- 前半60%くらいは、あるフィクションのスタートアップのストーリー。問題が生じて、OKRを導入してみて、失敗して、OKRに精通したCTOが入社して、OKRを正しく導入して成功した、みたいな話。
- 後半は、OKRの解説。
- まずは定義の話で、O(Objective)は大胆な目標で、指標を入れちゃだめ。半年以内に達成できるくらいのものがいい。
- KR(Key Results)は簡単には達成できそうにない数字にしよう。自分たちの力の及ばないものに成否が左右されないような目標を作るとか。
- OKRの設定ミーティングのやり方。4時間半で、どう進行するか。
- 月曜日のOKRチェックインと、金曜日の振り返りのやり方など、定着させるための工夫。
- 会社のOKRと部門のOKRの結び付けをどうやるかの解説。
- 失敗するケース。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
次のアクションは、別のOKRの本を読むことかな。OKRのやり方はだいたい分かったけど、なぜこれがいいのかはあまり説明してもらっていないので、調査研究まで含めた裏付けが欲しい。