【書評】LEAN IN (リーン・イン)
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今日読んだ本はこちら。
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 (日経ビジネス人文庫)
- 作者:シェリル・サンドバーグ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/10/02
- メディア: 文庫
おススメ度(5段階)
★★★★
感想
タイトルと、著者がFacebookのCOOだったから、Lean Startupみたいな話だと思ったら、女性の活躍に関する本だった。勘違いしてる人いたらご注意ください。
女性の活躍は大事なことだと思ってるので、実際にここまで仕事ができる人自身の立場から見た世界を知れる点で、良書だと思う。
個人的には、8章の「パートナーをほんとうのパートナーに」で、「父親もちゃんと親にしたいなら、子育てを彼に任せろ。母親のやり方を押し付けると、いつまでも自分事にならない」という意見が一番響いたよ。
読んだきっかけ
図書館で、Lean Startup的な話だと思って借りた。うっかり。
どんなことが書いてあるか
- GoogleのVP、FacebookのCOOを歴任した女性の視点から、女性活躍のための障壁について書かれた本
- 女性自身にも課題があって、自分の内なる障壁を破って前に出ないと、ジェンダーギャップは埋まらない、という話。
- 学歴が高く、仕事のパフォーマンスが高い女性がどういう経験をするかを彼女の視点で解説してくれる。「できる女は嫌われる」とか。
- キャリア形成の考え方。「辞めなければならないときまで辞めるな」など、具体的な考え方。
- パートナーとの付き合い方。女性のキャリア形成にはパートナーの協力が不可欠という話。
- スーパーママは無理。周りに頼れ、という意見に至った背景など
- 声を上げ、ジェンダーギャップを埋めにいかないと、女性活躍は実現しないから、がんばろう
この本を読んで、どう行動を変えるのか
僕は男性で、しかも割と女性が活躍してる会社なので、あまり女性活躍の話には抵抗がないほうだと自認してる。だけど、女性自身がどのように感じているかはやっぱりわからない部分が多いから、性差を考慮したコミュニケーションを意識する。
具体的には、「女性は少し遠慮してるかも」という前提でコミュニケーションして、意見や意欲を刺激するよう努める。