【書評】天才を殺す凡人
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おススメ度(5段階)
★★★★
僕は、パーソナリティ診断の一種だと読み取った。。強み/弱みやその関係性をシンプルに「創造性」「再現性」「共感性」の大小で表現しており、とても分かりやすい。表現がストーリー形式なのもわかりやすい。
一方で、「感覚としてはわかるんだけど、科学的な裏付けはどうなの?」という疑問の残る内容。
読んだきっかけ
twitterなどでよく流れてくるので。立ち寄った書店で購入。
どんなことが書いてあるか
- 天才は「創造性」、秀才は「再現性」、凡人は「共感性」が強い人。それぞれのパラメータの大小で属性が変わる。
- それぞれ、価値観の軸が違うので、理解し合えない。強め合う場合もあるし、片方の良さを消してしまうこともある。また、それぞれがより良く活躍できる職種や会社のステージがある。
- こういう区分があることを認識して、相手を理解し、誰もが活躍できる世界がいい。
感想
もともとタイトルが攻撃的でちょっと敬遠してたけど、読んでよかった。
3つの要素でパーソナリティを表現して、それがしっくりくる。
パーソナリティ診断はどんな種類のものであれ、自己理解・他者理解のためのものであることは変わらないけど、入門としてはとても優れた内容だと思う。
一方で、個人の診断は難しそうだし、科学的な裏付けには乏しい印象なので、パーソナリティについて理解したり、優しく表現するのにとても向いている内容だった。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
パーソナリティ診断をもっと活用する。会社ではFFSを使っているので、それをこの表現に当てはめていくと、もっと自分も社員も理解が深まるだろう。
どんな人がこの本を読むといいか
あまり、こういう分野に親しくない人にお勧めです。