1分で読める書評 -kasablog-

さらっと読める書評。1日1冊ペースで更新しています。

【書評】ワーク ルールズ!WORK RULES!

読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。

今日読んだ本はこちら。

 

ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える
 

 

おススメ度(5段階)

★★★★★

人事に携わるなら必読。google様がどんなポリシーで採用・評価・育成などを動かしてるか、非常に細かく教えてくれる。充実の内容。


読んだきっかけ

人事領域で働いてるので、嫌でも目に付く。今回は、書評のためにざっと読み返した。

どんなことが書いてあるか

  • googleの人事諸制度を紹介する本。
  • 人並みの人材を採用して育成に投資しても、優秀な人材になることは少ないから、採用に最大限注力したほうがいい
  • 採用決定権は、直上長になる人には持たせない。カルチャーマッチや、本当に優秀かどうかより、目の前の仕事をこなせるかどうかで見ちゃうから。バーレイザーを作る。
  • 評価は、カリブレーションを行って決める。マネージャーは、なぜこの人がA評価なのかを説明しないといけない。
  • 最も優秀な人材には、飛び切り高い報酬を払っていい。不公平でいい。差をつけていい
  • 良い選択を促すよう仕掛ける。これをナッジという。お菓子を無料で食べられるんだけど、甘い砂糖だらけのお菓子は、パフォーマンスが下がるから控えさせたかった。そこで、中が見えない瓶に入れたら消費量がへった。自然とそうなるように仕掛ける
  • ぼくたちでも明日からでいる10のステップの紹介。「仕事に意味を持たせよう」とか。

感想

さすがgoogle、とっても理に適ってる。社員への信頼をベースに、データを基準として、徹底的に合理的な制度になってる。

自分の考え方やいわゆる常識とは全然違う部分もあるけど、これを読んだら、そのほうがいいと思っちゃうくらい説得力ある。

この本を読んで、どう行動を変えるのか

爪の垢を煎じて飲むつもりで、少しずつ取り入れる。

どんな人がこの本を読むといいか

人事のお仕事に携わるひとは、全員読んだほうがいいです。