【書評】論点思考
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
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おススメ度(5段階)
★★★★★
これもビジネスマン必読書。仕事の効率を上げるって、労務管理などの些末な話ではなくて、こういう論点思考を身に着けることじゃないかと思うくらい。
読んだきっかけ
仮説思考を読んで、そのまま芋づる式に。
また、コーチングなどをやっていて、問題解決において「人」に焦点を当てることに集中しすぎているので、改めて「事柄」にも焦点を当てられないとね、という意識から読み返し。
どんなことが書いてあるか
- 論点とは、解くべき問題のこと。世の中は問題だらけだけど、リソースは限られているから、すべての問題を解くわけにはいかない。だから、解くべき問題=論点を明らかにすることが大事
- 一般的な問題、パッと観察できる問題は論点にはならない。なぜを何度か繰り返すなどして、問題を深める必要がある。例えば、「売上が目標に達してない」とかは一般的な問題であって論点ではない。「顧客に訪問すれば目標達成に近づくのはわかってるのに訪問できてない」などが論点。
- 論点を決めるには、以下の4ステップを踏む
- 論点候補を挙げる
- 当たりをつけ、筋の善し悪しで絞り込む
- インタビューなどを通じて、論点を決める
- 全体像を確認する
- 当たりのつけ方、筋の善し悪しの見極め方などは、普段の仕事や生活の中で向上できる。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
シンプルに、仕事において「論点」を意識することかな。この書評を書いているのは2020年1月5日(日)。明日が仕事はじめ。
どんな会社でも問題は山積みだけど、論点を絞ることで、きっといい仕事ができる。
どんな人がこの本を読むといいか
仮説思考と同じく、ビジネスマンは誰でも読んだほうがいい。ほかに読む本がないなら、これだけ読むだけでもいいくらい。
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