【書評】FACTFULNESS
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
おススメ度(5段階)
★★★★★
掛け値なしにおすすめ。どんなバイアスを持ちやすいか、それを払しょくするにはどう考えるといいか、とても分かりやすく解説されてる。
数字が苦手な人でも全く問題なく読める。難しく書こうと思えば書ける内容をこうやって易しく書けることは、本当に素晴らしいこと。
読んだきっかけ
いろんなところで推薦本として紹介されるので、さすがに読んだ。
どんなことが書いてあるか
- 人間が持ちやすい10個の思い込みと、それを防ぐコツを解説。
- その本能には、「世界はどんどん悪くなっている」と思い込むような「ネガティブ本能」とか、「目の前の数字が一番重要だ」と思い込むような「過大視本能」などがある。
- ネガティブ本能は「悪いニュースのほうが広まりやすい」という特徴を覚えておくことで抑えられる。
- 過大視本能は数字を比較することで抑えられる。
- これらのコツ(ファクトフルネスのルール)を活用することで、事実を知り、本当の世界の姿を知ることができる。それは、人生の役に立つし、心が穏やかになる。
感想
紹介される事例は、見事に自分の持っているバイアスや陥りやすい思い込みと重なっていた。数字を根拠に事実を見ることで、世界の本当の姿が見えてくる感覚は素晴らしいものだった。
さらに、非常にわかりやすいので、これから何を気を付けていけばいいのかも覚えておきやすい。
心の底から良書と言える。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
とにかく数字を見る、比較する、根拠に数字を持ってくる。自分が不得意な部分でもあるので、これを意識し続ける。
どんな人がこの本を読むといいか
目の前の人の困りごとを解決したくなる人にお勧め。全体像を見ることができるようになる。