【書評】17歳のための世界と日本の見方
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
人間文化の成り立ちいついて、宗教や物語が現在の文化形成にどう影響しているのかについて、とても分かりやすく解説してくれる。
読んだきっかけ
何かのおすすめ書籍だったはず。10年前くらいに購入して、それ以来目を通してなかったので、今回再び。
どんなことが書いてあるか
- 世界の物語と宗教について。神話はどんな構成になっているか。残っている神話や宗教はなぜ残っているのか。
- キリスト教の成り立ちや歴史について。様々な論争や「一神教」の難しさ。
- 日本の神話やその他の日本文化について。日本は、情報をどのように編集してきたか。世界との共通点と、異なる特徴的な点。
- 世界と日本の関係、これからの日本が担うべき立ち位置など。
感想
まずは、筆者の「知の巨人」ぷりがすごい。これだけの情報を知っていて、その間の関係性を捉えながら解説していく内容展開は、シンプルに楽しい内容。
楽しみながら、宗教・歴史・文化について学べる。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
改めて、日本や日本人の特徴を意識して学んでいきたい。すっかり忘れてたけど、やっぱり僕らは日本人で、そこにアイデンティティがあるはず。でも、そもそも日本人って何なんだっけ、と言われるとうまく答えられない(歴史の断絶もあるし)
これから世界に羽ばたければいいなぁ、と思っているので、その土台を意識して情報に触れていく。
どんな人がこの本を読むといいか
インターナショナルな環境にいる人におすすめ。日本人のアイデンティティを考えるきっかけになるのでは。