【書評】経営に終わりはない
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★★
これは本当にお勧め。ビジネスマンなら一度読んで損はない。
読んだきっかけ
先日紹介した、営業マンは断ることを覚えなさい、の石原明先生の推薦図書の一冊だった。誰かの推薦する本をまとめて読むのは、思考がまとまりやすくてよい。
どんなことが書いてあるか
- 本田宗一郎を経営面で支えて本田技研の発展を作った藤沢武夫の回顧録。
- 本田宗一郎との出会いから、創業当初のカブの話、本田宗一郎の話、資金繰りやレースの話、組合交渉、経営に対する考え方や経営者の心構えなどが、実際にやってきたこととともに紹介されている
- (本文抜粋)「(社長は)ただ本物の自分を持っていること、技術では本物だということ。それで十分。後のことはほかの人がやればいい。」「私のほうが欠点は少ないでしょう。だが、その分魅力がない。だから、社長業は落第です。」
- こういう観点から、本田宗一郎の魅力と、経営について語られている。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
自分のなかに「藤沢武夫なら、この場面でどう考えるだろう」というリソースを持つ。
藤沢武夫は、きっと判断を間違わない。難しい判断をしなければならないときに、そのリソースに聞いてみると、いい判断ができそう。
どんな人がこの本を読むといいか
会社の経営層の人には、企業サイズを問わず読んでほしい。天才肌のCEOと一緒に仕事してるCOOや、経営管理・バックオフィスは特に。