1分で読める書評 -kasablog-

さらっと読める書評。1日1冊ペースで更新しています。

【書評】「学習する組織」入門

読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。

本日はこちら。 

 

「学習する組織」入門――自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

「学習する組織」入門――自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

 

 

おススメ度(5段階)

★★★★

入門書としては、わかりやすく書いてある。マンガのほうを先に読んでから入ると頭に入ってきやすいかも。

 

マンガでやさしくわかる学習する組織

マンガでやさしくわかる学習する組織

 

 読んだきっかけ

組織開発について勉強するため。ワークショップなどを計画する必要があり、その参考書籍として。

どんなことが書いてあるか

  • 学習する組織とは「目的に向けて効果的に行動するために 集団としての意識と能力を 継続的に高め、伸ばし続ける組織
  • チームの学習する能力とは
  1. 志を育成する力
  2. 複雑性を理解する力
  3. 共創的に対話する力
  • それらに対応する5つのdisciplineを学び、習得する必要がある。その5つは
  1. 自己マスタリー(志を育成する力)
    まずは個人が自分を高める意識を持つ
  2. 共有ビジョン(志を育成する力)
    組織として目指す方向を共有する
  3. システム思考(複雑性を理解する力)
    うまく行かないのは仕組みのせい。それを理解する思考法
  4. メンタルモデル(共創的に対話する力)
    暗黙の前提とか、固定観念を変える
  5. チーム学習(共創的に対話する力)
    腹を割って話せるか

上記について、それぞれを深める方法が解説されてる

この本を読んで、どう行動を変えるのか

チーム学習における「チェックイン・チェックアウト」を取り入れる。

ミーティングの最初に、どんな気持ちか、などを全員が発言し、それをちゃんと聞くことで、ミーティングを一方的な発言の場ではなく、対話の場にすることができる。

どんな人がこの本を読むといいか

複数人で仕事をしている人は、一度目を通してみるといいかも。ほかにも組織論はたくさんあるので、複数の理論に触れてみてから選ぶといい。