【書評】意思決定の理論と技法
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
本日はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★
中身はいいけど、読みづらい。もうちょっと簡潔にまとめてほしい。小難しい。
読んだきっかけ
仕事で意思決定についての研修をすることになりそうだったので、 手に取ることに。自衛隊の戦術を学んだ時に意思決定については少し理解したつもりだったけど、民間での表現を学ぶ必要があった。
どんなことが書いてあるか
- 意思決定と結果は分けて考えなければならない。結果は偶発的な要素にも左右される。分けて考えないと、意思決定のクオリティを上げることを放棄しかねない
- 意思決定のクオリティを上げるには
- ゴールをちゃんと決める
- まじめにPlanBを考える
- ちゃんと情報を集める
- 優先することを決める
- 説明責任が果たせるロジックを準備する
- ちゃんと合意を得る。なんとなく承認してもらった感じにしない
上記について、それぞれを深める方法が解説されてる*1
この本を読んで、どう行動を変えるのか
「2. まじめにPlanBを考える」これをちゃんとやる。
Plan Bは当て馬じゃない。まじめにPlan Bを考えようと思うと、決定しないといけない要素の選択肢が具体的に出てくる。これをおろそかにしがち。
どんな人がこの本を読むといいか
単にオペレーションを回すだけの仕事をしているのではない人は、一度目を通してもらってもいいと思う。ただ、少し小難しいので、もっと簡単な入門書があればそちらをお勧めする。
*1:本文はもっと硬い言葉で書いてある