【書評】大人の"かくれ発達障害"が増えている
読んだ書籍から学んだことを書いています。1分で読める書評。
今日読んだ本はこちら。
おススメ度(5段階)
★★★★
感想
入門書として全体像を把握するにはちょうどいい感じ。こういう入門書はたくさんあって、きっとどれでもそんなに大差はないのだけれど、この本はコンパクトにまとまってていいと思う。
発達障害、ADHD、LD、アスペルガーとか、そのあたりの言葉の違いとか、各種パーソナリティ障害等の併発とか、そのあたりがわかって、知りたい情報としては十分だった。
あと、「とりあえず生活習慣整えろ。魚食え」という解決策がわかりやすくていい。
読んだきっかけ
最近発達障害の話をなぜかよく聞くので、もうちょっと体系的に学びたくて。図書館にあってよかった。図書館大好き。
どんなことが書いてあるか
- ADHD、LD(学習障害)、アスペルガー症候群のそれぞれひとの特徴の説明と、その要因。
- 各種発達障害と合併症、二次障害について。4割は酒などに依存する。4割は不安障害と合併して発症する。4割は境界性/反社会性/自己愛性パーソナリティ障害と併発する。
- 診断方法。いろんな診断方法があるよ、という紹介
- 治療方法。オメガ3を取ったほうがいいという話。後は薬物療法や心理療法の効果と注意点など。
- 発達障害の人のキャリアについて。就労支援は必要なので、その相談機関の紹介など。
この本を読んで、どう行動を変えるのか
自分がどうかはわからないけど、とりあえず魚を食ってオメガ3系の油を取ったほうがよさそうなので、魚を食べます。
まぁそれはいいとして、やっぱり他者理解のために、こういう人間に関する情報をもっと知りたいね。とにかくこの領域の勉強を継続しようと思う。